オクラはとても歴史の古い野菜で、その原産地はアフリカの北東部で、エジプトでは紀元前2世紀からすでに栽培されていたといわれています。オクラには独特のぬめりがあり他の野菜とともに、舌ざわりや歯ざわりを楽しむために利用されたりします。これらの野菜は健康志向や食生活の多様化から見直され、また、栄養的にも優れていて、消費も増加傾向にあります。独特のぬめりの成分は、タンパク質の吸収を助ける働きのあるムチン、脳への刺激を活性化させるガラクタン、毒素を体外に排泄する働きのある食物繊維のペクチンなどです。昔からネバネバしたものには強精効果 があり、消化を助ける働きをするとされています。
栽培のポイント
オクラの種は皮が硬く水を吸いにくいので、種を一晩水につけてから播くほうが早く発芽します。
早い時期に種を播くと低温のために発芽しなかったり、発芽しても晩霜や強風にあたって枯れてしまうことがあります。5月中下旬ころが種まきにはいいと思います。
オクラの苗を購入して植える場合も風よけなどして、強風や低温、晩霜に注意しましょう。ポットに2,3本生えているオクラの苗はそのまま定植しましょう。1本1本わけると根を傷めて枯れてしまうことが多く、初心者には難しいと思います。慣れてきたら挑戦してみるのも面白いです。品種はいろいろとあり、赤いオクラや沖縄の島オクラなどもあります。私はグリーンファイブがお気に入りです。
野菜名 | 科名 | 原産地 |
オクラ | アオイ科 | アフリカ |
学名 | 英名 | 和名 |
Abelmoschus esculentus Moench | Okra | アメリカネリ |
種まき時期 | 定植時期 | 収穫時期 |
4月中旬〜 | 5月上旬〜 | 6月下旬〜 |
種子の光反応 | 土壌適応性 | |
暗発芽種子 | 土壌適応性は広い | |
発芽 | ||
最低温度 | 最適温度 | 最高温度 |
15 | 28〜30 | 35〜40 |
生育 | ||
最低温度 | 最適温度 | 最高温度 |
10 | 20〜30 | 35〜40 |
うね幅 | 条数 | 株間 |
100cm | 1 | 45cm |
10a当たりの | 10a当たりの | 20ml当たりの |
2200本 | 1.5〜2 | 230〜260粒 |